正直者は得しよう≪後から続く者達への言葉≫   チャンスは平等にあるはずです、正直者は得しましょう   「野津 守」

正直者は得しよう

著:野津守

ノコ君への言葉

仕事における訓練(成長)と人生全般の訓練(成長)とはまったく同じだと思います。

人並みに上達するためには人並みに努力すれば必ず人並みには上達するはずです。

なぜなら、人の才能・素質というものは基本的に大差は無いと考えているからです。

何人かで同時にスタートして人よりも遅れてしまうのは

1.本人が努力していない

2.努力の仕方(方向性)が間違っている

この二つの内のどちらかのはずです。

この原因を自分で考え自分で理解しないかぎり先に進むことはできない。

ノコ君は社内でも素直であり真面目であるから自分では努力しているつもりであるにもかかわらず成果が出ないのは、人が見ていない所で怠けているか努力の方向性が間違っているはずです。

仕事における成長と人生(趣味)における成長とはまったく同じであり努力と工夫で必ず成長するものです。

目的や目標の無いままスタートしても進み続けることはできないだろう。

目的と目標を明確にしよう

例えば、ここから120q先の駅まで(初めての場所です)行くとしよう。

その時に自分がなんという駅に行くのか解らなければ出発すらできないはずである。

自分が何のためにそれをやるのか、その目的を理解しなければ進むことはできません。進むということは目的に向かって進むと言うことです。

つまり、目的を理解しないで、ただやれと言われたことを黙々と実行しているノコ君は真面目そうに見えるけど、実際には怠慢であると思う。目的を理解しなさい。臨機応変さを持ちなさい。

次に、目的の駅が解ったら、地図を見たり行ったことのある人に道順を聞いたりして正しい道順を知ろうとしますね。

自分が進んで行く道筋が解らなければ途中で道に迷ってしまいます。だから途中に目印(目標)を作るね。新入道路を真直ぐ行って、報告交差点を右折して、嫌い班長道路を進んで、説教交差点を左折して・・・・・・・というように、ほとんどの人が、途中途中に目印(目標)を作っています。

つまり、目標が無ければ自分がどこまで進んでいるか解らなくなってしまいますね。また、脇道にそれてしまっても次の目標地点が無ければ、正しい道に戻ることも難しいことです。

だから、自分で目標を持ちなさい。目的地に向かう途中に目標を作りなさい。

経験者に尋ねなさい

実際に目的地に向かって進んでいます。地図を見ながらあるいは教わったメモを見て進んでいます。

順調に行けると思っていたのに、道を間違えてしまいました。自分では真直ぐ行くか、右に行くか、左に行くか、来た道を戻るか、地図を見ても決められません。

そこに、ニコニコ気楽に話せそうな無知さんと、怖そうな話かけずらい知識さんがいました。あなたは無知さんに道を聞いて進み続けました。その結果正しい道には出られず、結局間違った地点まで戻ることになりました。数倍の時間をかけています。

つまり、間違った相手に質問しても正しい成果は出ない。ノコ君はいつも表面的に優しい相手に質問して間違ったことをしている。また、どうでもいい強い口調の言葉に従ったり後でいいことを先にしたりと無駄な努力をし続けている。

私は、どうでもいいことに口出しはしない。自分で考えて自分で進めるように見守っている。自分で考えなさい。物事の優先順位を決めなさい。

そして、何よりもその道の経験者に尋ねなさい。ノコ君より先を進んでいる者は、どの道を進めば一番早いか知っているし、一番安全な道も知っている。また安全な道は人によっても違う場合があるのでその道の経験者に質問しなさい。

なぜ人によって安全な道が違う場合があるのかというと、一人ずつ現在位置が違うからです。そして、誰が今どこにいるかを正確に把握できるのもその道を通過した経験者が一番よく理解しているはずです。がんばりましょう。

全てを単純に信じてはいけない

ここで言っている、私の考えが全て正しいと考えるのも問題です。これは、私の経験に基づいた私の意見でありそれを取入れるのは自分自身の選択です。これはあくまでも一つの意見です


皆様の御意見をお待ちしております。
どんな内容でも良いです、よろしくお願いします。

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